大会結果詳細

2020年1月1日(水・祝)
第64回 全日本実業団対抗駅伝競走大会

1区(12.3km)野口拓也選手

区間19位 35分13秒
チーム順位 19位

優勝を狙うためには、1区はトップと10秒差以内でタスキを渡すことが条件だと思っていたのですが、それができずチームに迷惑をかけてしまいました。ハイペースの集団の中でペースの上げ下げが何度もあり、その中で余裕を失ってしまいました。もう少し冷静に対応していれば、と悔やまれます。今回の敗因は優勝への流れを作れなかった自分にあると思っています。入賞ラインを死守できたのは、5区山本さん、7区宇賀地さんのおかげ。今回は2人に助けられました。自分もベテランとして貢献すべき立場だったのにそれができず、悔しい思いです。

1区(12.3km)野口拓也選手

2区(8.3km)ドミニク・ランガット選手

区間12位 22分35秒
チーム順位 15位

個人として目標にしていたタイムで走ることができ、順位を上げることもできたのでよかったと思っています。展開としては、6kmまでは非常に調子がよかったのですが、ハイペースで入ったため7km以降は苦しみました。上りは苦手なのできつかったです。フラットなところでは実力を発揮できたと思っています。チームとして8位という結果は、目標としていたものとは違いますが、それでも入賞に食いこむことができたので、決して悪い結果ではないと思っています。

2区(8.3km)ドミニク・ランガット選手

3区(13.6km)菊地賢人選手

区間20位 38分57秒
チーム順位 18位

久々に順調に練習が積めていていい状態だったのですが、その分冷静な判断ができなかったことが、前半のオーバーペースにつながったと思っています。実力のある選手に追いついた時点でその力を借りながら走るべきところを、置き去りにして1人で走ってしまったあたり、自分の未熟さを実感しています。今回、山本さんと宇賀地さんに助けられ入賞を死守できました。まだまだベテランに頼ってしまっているところに情けなさを感じています。今年1年かけて若手、中堅選手の底上げをし、駅伝で勝負する力をつけていかなければと肝に銘じています。

3区(13.6km)菊地賢人選手

4区(22.4km)蜂須賀源選手

区間21位 1時間06分07秒
チーム順位 20位

いい準備ができていて自信もあった中でスタートしたのですが、走り出してみると調子のいい時の感覚とのズレを感じ、その葛藤をかかえて終始苦しんだレースでした。前を追うという強い想いはあるものの、追い込みたくても追い込み切れない自分に、心の余裕を失くしてしまいました。こんな走りで終わるような準備をしてきたわけではない、という想いが今一番強いです。こういった状況をはねのけることができなかった自分には、それだけの力しかなかったということはもう明らかです。これを変わるきっかけにしないといけないと、今強く思っています。

4区(22.4km)蜂須賀源選手

5区(15.8km)山本浩之選手

区間2位 45分47秒
チーム順位 12位

タスキを受け取った時、前と差があったので焦らず自分のペースで入りました。最初の5kmをいい感じで入れたので、そのリズムで走っていくうちに前との差が詰まってきて拾っていけました。願わくば10kmまでに入賞ラインの集団に追いつきたかったんですけど、そのあたりでキツくなってしまって追いつけませんでした。残り3kmは本当にキツかったんですけど、沿道で川端や工藤、大山が「区間賞まであと3秒」って声をかけてくれて、ここで区間賞が取れればもうちょっとチームに勢いがつくかなと思って頑張りましたが、3秒力足らずでした。チームの結果に対して思うのは、ここまで非常にいい練習が積めていたのにこの結果というのは、メンタル面をもっと鍛えていかないと。私もベテランとしてもっとそういう部分を言葉で伝えていかなければいけないのかなと思いました。

5区(15.8km)山本浩之選手

6区(12.1km)我那覇和真選手

区間17位 36分51秒
チーム順位 12位

昨年は違うチームでこの大会を経験して、コニカミノルタとしての出場は初だったので、いろんな想いや意気込みを持って走りましたが、まだまだ自分の力が足りなかったと実感しています。山本さんが、前が見える位置でタスキを持ってきてくださったので、追いやすい展開だったはずなんですが、なかなか前との距離が詰まらなくて焦ってしまいました。ラスト3kmは本当にキツかったんですが、沿道でのコニカミノルタの大応援団の声援に助けられました。苦しさがすこし楽になり、とてもありがたかったです。優勝を狙っていただけに今回の結果は残念ではありますが、これが今の僕たちの現状だと思って次に進むしかありません。これからも優勝を目標にしっかり課題を持って取り組んでいこうと思います。

6区(12.1km)我那覇和真選手

7区(15.5km)宇賀地強プレイングコーチ

区間5位 46分06秒
チーム順位 7位

調整の段階ではチームは充分優勝が狙える状態でしたが、レースはなかなか思うように進みませんでした。そんな中でも前を走る6人が踏ん張ってくれたので、最後に自分がなんとかこれを形に残さなくては、という想いで走りました。ラストスパートでは、沿道の応援やゴールで待っていてくれるチームのみんなのこと、そしてこれまで培ってきたコニカミノルタの伝統が背中を押してくれたように思います。今回は、苦しい流れを立て直したのが山本さんで、そういう意味では世代交代を進められていないというチームとしての課題が大きく残ったレースでした。一方で、菊地や蜂須賀が苦しい走りの中でも踏ん張ってタスキをつないだことなど、コニカミノルタとしての意地を見せてくれました。この部分は来年につなげていかなければと思っています。

7区(15.5km)宇賀地強プレイングコーチ

磯松大輔監督

今年も皆様からたくさんのご声援をいただき、誠にありがとうございました。
我々は4月からニューイヤー駅伝優勝を目標に取り組んで参りました。東日本実業団駅伝で目標通り優勝を達成しまして、そこから2ヶ月間しっかり準備ができ、選手たちは非常にいい状態で当日を迎えました。しかし、結果がまったくついてこず、非常に申し訳なく思っています。原因は色々ありますが、その一つとして、やはり東日本での優勝後、慢心があったように思います。今回の借りは1年後にしか返せませんが、しっかり反省して、チーム一丸となって今後も取り組んでいきたいと思います。引き続き応援のほどをよろしくお願いします。

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