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ガス漏えい検査システム「GMP02」で
「ONE Future Awards」のTechnology of the Yearを受賞
2024年4月26日
コニカミノルタ株式会社（以下 コニカミノルタ）の100％子会社であるKonica Minolta Sensing Americas, Inc.（本社：米国ニュージャージー州）は、ガス漏えい検査システム「GMP02」で、グローバルな社会課題であるメタン排出削減に取り組む米国の天然ガス事業者連合団体 Our Nation’s Energy Future（以下 ONE Future）が主催するONE Future’s 7th Annual Methane & Climate Strategies Workshopにおいて「2024 ONE Future Awards」Technology of the Year（Production部門）を受賞しました。
「2024 ONE Future Awards」は、天然ガス産業が直面する環境問題に対し、技術や支援活動により多大な影響を与えた個人や組織を表彰するもので、Technology of the Yearは技術とイノベーションを通じて天然ガスのバリューチェーンに沿った排出量削減推進に貢献する組織に与えられます。
今回の受賞では、コニカミノルタのコア技術である光学設計と画像処理技術を組み合わせたガス漏えい検査システム「GMP02」が、ガス漏れの箇所や漏えい量を正確に把握でき、高い精度と信頼性により、米国の多くの石油・ガス事業者や政府機関から信頼されている検査システムであると評されています。
【 コニカミノルタのガス漏えい検査システム 】
コニカミノルタが米国で展開しているガス漏えい検査システム「GMP02」は、炭化水素系ガスを「見える化」し、従来のガス検知器だけでは測定が困難な状況（強風時や高所、高温施設など）でのガスの漏えい箇所の特定および一部ガス種においては漏えい量の定量化を迅速に行うことができます。また、米国EPA（Environmental Protection Agency：環境保護庁）が地球温暖化ガスの排出を抑制する目的で事業者に対して求めるLDARプログラム（Leak Detection And Repair ：ガス漏れの検知及び修理）にも対応しており、タブレットなどの拡張デバイスを活用することでリアルタイムにガス漏れ状況を確認しながら修理も行うことができます。
これからもコニカミノルタは光学や画像処理の技術を駆使し、ガス漏えいの可視化というアプローチから地球温暖化などの社会課題解決に貢献します。
コニカミノルタ ガス漏えい検査システム（北米ウェブサイト）
https://www.konicaminolta.com/us-en/gas/
■ONE Futureについて
ONE Futureは2014年に7社が集まり、科学的根拠に基づき施設全体でのメタンの平均排出量を天然ガス総生産量の1%以下とする目標を達成することに焦点を当てて設立されたメタン排出削減に自主的に取り組む組織です。現在は、天然ガス生産・輸送・供給などを含む約50の企業で構成される組織に成長しています。ONE Futureメンバーは、米国の全天然ガス生産拠点38拠点中25拠点、天然ガス輸送では50州中36州を網羅しており、天然ガスにおけるバリューチェーンの他のプロセスでも米国内の多くの地域で活動しています。
https://onefuture.us/（英語サイト）
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