【紹介された取り組み概要】

◆成功パターン
政策形成や規制デザインのリード
◆取組事例
ドローン等の機器の使用が制限される「危険区域」の範囲外の検討に貢献し、屋外貯蔵タンク周囲でスマート保安を活用する市場を創出
◆取り組んだ内容
消防庁において開催された、危険物施設におけるスマート保安等に係る調査検討会の検証に、自社の「ガス漏えい検査システム」で協力しました。この検証で、コニカミノルタは、プラント内における屋外貯蔵タンク周辺の可燃性ガスの滞留状況について、「ガス漏えい検査システム」で監視した結果を報告しています。その結果、防爆構造を有する機器の使用範囲として設定されている危険区域内での運用緩和に貢献することができました。

コニカミノルタは、「ガス漏えい検査システム」の事業を通じて、5つのマテリアリティ(重要課題)の中の「社会における安全・安心確保」に取り組んでいます。このほかにも「働きがい向上および企業活性化」「健康で質の高い生活の実現」「気候変動への対応」「有限な資源の有効活用」といったマテリアリティについても、事業活動を通じて社会課題の解決に貢献することで企業価値向上を目指しています。
規制、標準、業界基準等のルールを自らリード・形成し、市場を創出することも、これらの活動をさらに強力に推し進めるものと考え、これからも積極的に取り組んでまいります。