ニュースリリース
「健康経営銘柄」に4年連続6度⽬の選定
健康度向上による⼈財⼒の最⼤化
2021年3月8日
コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、この度、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業を選定する「健康経営銘柄」に選ばれました。2018年から4年連続6度目の選定です。
「健康経営銘柄」は、経済産業省と東京証券取引所の共同の取り組みで、長期的な視点からの企業価値の向上を重視する投資家にとって魅力ある企業として紹介することを通じ、企業による「健康経営」の取り組みを促進することを目指しています。今回は、東証上場企業の中からコニカミノルタを含む48社が選定されました。
コニカミノルタは、4つの指標「経営理念・方針」「組織体制」「制度・施策実行」「評価・改善」の全てで高い評価を獲得し、電気機器セクターから選定されました。
コニカミノルタは、「健康経営」の推進によって従業員の生産性・創造性・エンゲージメントを高め、人財力の向上を図ることが、企業の持続的な成長につながると考えています。この考えに基づき、健康中期計画「Happiness Company2022」を策定し、明確な数値目標を設けた上で、コラボヘルス(会社と健康保険組合との一体運営)で進めている従業員の健康度向上に向けた取り組みと成果が評価されたものと認識しています。
【コニカミノルタの取り組み】
1.真に一体的なコラボヘルスを目指す「ワン・マネジメント体制」
コニカミノルタでは、「従業員の健康が全ての基盤」との認識のもと、健康第一の風土醸成を通じて健全な経営を推進(健康経営)するという理念「コニカミノルタグループ健康宣言」を社長名で発信しています。
運営面では、会社と健保組合のリソースを最大限活用できるよう、人事部長が健保理事長を、人事部の健康管理責任者が健康保険組合の常務理事を兼任するワン・マネジメント体制(コラボヘルス)で、適宜、経営層も含めて迅速な意思決定を行いながら、健康増進策を積極的に推進しています。さらに、産業医と保健師も、会社側の健康施策だけでなく、健保組合の保健事業やデータヘルス計画の立案・実行・効果検証にも関わることで専門的な知見を生かしています。
2.高度なデータヘルスと多様な施策が成果を生み出す
生活習慣病の発症リスク低減を目的に、生活習慣病予備群に対して社外専門機関を使って保健指導の実施率を引き上げるとともに、社内の産業保健スタッフは「生活習慣病の発症リスクの高い層」の従業員への対応に注力しました。その結果、2019年度の「最も生活習慣病の発症リスクの高い層」の従業員数は2013年度比で84%減少し、一人当たり入院医療費の抑制にもつながりました。
メンタル不調に対しては、リハビリ勤務制度の効果で再休務者が大幅に減少したため、2019年度の「メンタル不調による休務日数」は、2014年度比で35%減少しています。また、新規メンタル不調休務者の減少を目的に、2017年度から全管理職を対象とした年2回のメンタルヘルス教育(eラーニング)を開始し、2018年度からは実践的なケーススタディ方式を導入しており、受講率は90%を超えています。2020年度からは職場の生産性向上のための「組織健康度調査」を新たに導入し、その分析結果を活用した職場改善活動を実施しています。
【 国内関係会社9社が「健康経営優良法人2021」に認定 】
コニカミノルタ健康保険組合は関係会社とも連携して活動を行っており、「健康経営優良法人2021」には国内関係会社9社が認定されました。
大規模法人部門「ホワイト500」 | コニカミノルタジャパン株式会社 株式会社コニカミノルタサプライズ コニカミノルタウイズユー株式会社 コニカミノルタ情報システム株式会社 コニカミノルタビジネスアソシエイツ株式会社 |
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大規模法人部門 | コニカミノルタメカトロニクス株式会社 キンコーズ・ジャパン株式会社 |
中小規模法人部門「ブライト500」 | コニカミノルタケミカル株式会社 |
中小規模法人部門 | コニカミノルタエンジニアリング株式会社 |
コニカミノルタは、新型コロナ禍で就業環境や生活様式が大きく変化する中で、「健康経営」の更なる推進を図り、従業員の健康度を向上させ、個が輝く会社にしていくために、今後も実効的な対策を実施してまいります。それによって得られる人財力で豊かな社会の実現に貢献し、企業としての社会的責任を果たしてまいります。
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