ニュースリリース
2015年7月6日
コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、情報機器事業のチェコ販売会社(Konica Minolta Business Solutions Czech spol. sr.o.、本社:チェコ共和国ブルノ、以下 KMBSCZ)を通じて、ITサービス企業 Webcom a.s.(本社:チェコ共和国プラハ 以下Webcom社)と買収契約を締結しました。
コニカミノルタはWebcom社を買収することで、ITを活用した付加価値の高いソリューションをお客様へ提供いたします。
効果
KMBSCZが得意としているOPS*1を始めとするドキュメントソリューションとともに、Webcom社が強みを持つ、ITを活用して業務効率や顧客満足度を向上させるERP*2やCRM*3などのソリューションを、ワンストップで提供することができます。この新たなソリューション提供を通じて、多くの既存のお客様と引き続き強固な関係を築いていきます。
また両社の得意とするソリューションや、そのシナジーによって提案が可能になる情報共有や業務連携の向上を図るソリューションによって新規顧客層を開拓し、チェコを起点として東欧から中欧地域での持続的成長を実現します。
Webcom社概要
Webcom社は1998年の創業以来、チェコにおいて、企業の人材・設備・情報などを効果的に管理・配分して業務効率や経営の最適化を図るシステムや、顧客サービス及びマーケティング支援を行うシステムなど、高いITサービスに関するノウハウに基づくソリューションを提案しています。その結果、同国のITサービス分野において高いプレゼンスを獲得すると共に、顧客満足度調査で高い評価を受けています。
社名 | Webcom a.s. |
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設立 | 1998年 |
本社所在地 | チェコ共和国プラハ |
従業員数 | 140名(2015年2月1日時点) |
事業内容 | ITソリューションの開発・システム構築・サポート |
売上 | 約350百万CZK (約12.7百万ユーロ) (2014年度) |
買収契約締結日
2015年7月2日(チェコ現地時間)
コニカミノルタは、中期経営計画『TRANSFORM 2016』の成長のロードマップとして、情報機器事業オフィスサービス分野においてはOPSなどのサービス提供力の強化を掲げ、着実に実行し実績を挙げています。これまで東欧から中欧の地域では、ドキュメントソリューションを中心とするお客様満足度の高い提案を行ってきました。その成果として、コニカミノルタのA3カラーMFP台数シェアは、同地域ではトップシェアを維持しています。
今後さらにお客様の課題解決に向けて、ドキュメントソリューションに加えてITを活用したソリューションを提供するためには、ITサービスに精通する企業とそのノウハウを獲得し、厚みを増した体制で取り組みを加速することが有効であると判断しました。
コニカミノルタでは、今後もお客さまへの約束「Giving Shape to Ideas」のもと、コニカミノルタならではのお客様視点に立った付加価値の高いソリューションとサービスの提供を通じて、オフィスサービス分野でのプレゼンスをさらに高めるとともに、グループ全体の企業価値を一層高めてまいります。
*1OPS:Optimized Print Services ・・・お客様の出力と文書管理の環境を最適化し、コスト削減と生産性向上を図るサービス
*2ERP:Enterprise Resource Planning ・・・企業のもつ資源を統合的に管理・配分し、業務効率化や経営の全体最適を目指す手法
*3CRM:Customer Relationship Management ・・・主に情報システムを用いて、顧客個々に応じた細やかな対応を通じて長期的に良好な関係を築き、顧客満足度を向上させる取り組み
ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日現在の情報です。お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更(生産・販売が終了している場合や、価格、仕様など)されている可能性がありますのであらかじめご了承下さい。